ストックホルム国際青年科学セミナー

1991年派遣学生 大江レポート

写真

ストックホルムにて井上さん(左)と大江さん

 

 宿泊先のホテルまでリムジンがむかえに来た。振袖を着るのは時間がかかるので、私たちは一番初めに着換え始めたのだが、車に乗ったのは最後であった。

 今年は、90回目のノーベル賞授賞式があるので、過去の受賞者全員が招待されていた。そのため、例年式典が催されていた市庁舎では手狭となり、より規模の大きいグローベンとよばれるコンベンション・ホールで催されることとなっていた。

 会場のホールは正装の男女であ ふれていた。その半分以上が学生であったのは驚きであった。彼らは共通の白い帽子を身に付けているので、一目でそうとわかった。ある意味では、その帽子はタキシードやイブニングドレスとはアンバランスであった。しかし、彼らがそれに誇りを持っているのは、はっきり見て取れた。

 式典は1901年の第1回目か ら演奏されつづけている"スウェーディッシュ・フェスティバル・ミュージック"をバックに、過去の受賞者の入場で始まった。100数名の入場者の中には、かなり年を召した方や車イスで入ってくる方もいて、私はノーベル賞という一つの国際賞の歴史の重みを実感した。

 それからは音楽とスピーチの連続であった。私は、その全てに圧倒されつづけた。この世界有数の科学者達の式典に出席したことは私は決して忘れないだろう。


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