授賞対象分野:「エレクトロニクス、情報、通信」


(背景、選択理由)
近年、エレクトロニクス、情報、通信分野では、人工知能、ビッグデータ、IoT、次世代ネットワーク、ロボット、エネルギー利活用など多方面で、素子からシステムまで新たな技術開発が活発化しています。なかでも広域的に発生する、膨大な情報の活用を革新的に迅速化、効率化することは、新しい文化、生活様式、生産形態の創造をうながし、社会の発展に大きく貢献すると期待されます。
 一方、生活の安全・安心を脅かす種々事象が付帯的に出現し、もはや無視できない状況をもたらしており、対応する技術開発が喫緊の課題となっています。
(対象とする業績)
2017年の日本国際賞は「エレクトロニクス、情報、通信」分野において、科学技術の飛躍的発展をもたらし、新しい産業の創造や生産技術の革新、情報化社会や知識社会の発展、社会の安全・安心の確保に大きく広く寄与する基幹技術やシステム開発、およびこれからの社会の更なる発展を促す可能性が極めて高い基礎的な科学技術に関する業績を対象とします。

 

授賞対象分野:「生命科学」

(背景、選択理由)
生命科学の分野は近年、いっそうの広がりと深化を見せ、生命の成り立ちについての理解が飛躍的に進みつつあります。
例えば、次世代シークエンサーを用いたゲノムおよびエピゲノム解析、質量分析器を用いた各種オミックス解析、超解像度顕微鏡や三次元電子顕微鏡などを用いた分子形態学的解析、種々のゲノム編集技術を用いた細胞・個体レベルの解析などが現在、目覚ましい勢いで進展しつつあり、こうした革新的な解析技術により、これまでの概念を大きく変えるような発見が次々と為されています。
生命倫理や個人情報の取り扱いに配慮しつつ、このような生命現象の理解を進めることは、人類の叡智に寄与するものであるとともに、未来の新しい医療の創造や普及につながることが期待されます。
(対象とする業績)
2017年の日本国際賞は「生命科学」の分野において、科学技術の飛躍的発展をもたらし、新たな生命現象の発見や、生命機能の理解を可能にする解析・分析技術の革新など、社会に大きく貢献する業績を対象とします。

 

「クリーン&サステイナブル」分野

現代社会の豊かな暮らしは膨大なエネルギーの消費によって支えられています。これらエネルギーのほとんどは石油、天然ガス、石炭などの化石エネルギーや原子力によって賄われてきました。しかし、化石エネルギーについてはその資源量の有限性の問題に加えて、地球温暖化の防止にむけて大幅削減が求められている二酸化炭素排出の問題があります。また原子力発電ではその安全性への懸念が大きな問題になっています。このような将来のエネルギー供給の課題を解決しつつ、我々人類の活動を持続可能な形で発展させていくためには、環境を破壊せず、クリーンで持続的に供給が可能なエネルギーの開発と利用とともに、これまで未利用だったエネルギーの活用、更には新しいエネルギーシステムの構築が喫緊の課題となっています。 
 そこで、太陽光、風力、地熱、水力、バイオマス、潮力・波力などのクリーンでサステイナブルなエネルギーやこれまで未利用のエネルギーについて、開発や有効利用、エネルギーシステムの計画・評価に関わる研究や技術の開発に積極的に取り組もうとする若手科学者・技術者への助成を行います。

 

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